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絵本読み聞かせ / 発達に合わせた絵本選び

早期教育
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こんにちは、SORAママです。

我が家では絵本や教育参考本などを2週間に1回、2つの異なる区の区立図書館からそれぞれ20冊ずつ合計40冊を借りています。

そこで、この記事では現役理学療法士のSORAママが思う年齢別に、発達・絵本選びについてまとめさせていただきたいと思います。

この記事の目次

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読み聞かせは何歳から?

追視ができるようになってくる生後4ヶ月以降がおすすめです。それでもまだ視力は0.01〜0.02程度しか見えていないため絵本の中の絵を目線で捉える事は難しいです。耳で聞くという世界は見るという世界より早くから開かれているので、読んでいる親御さんの声にはじっと聞き入るような表情をみせてくれます。

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絵本読み聞かせの効果

1冊でも多くの本を【読み聞かせ】することで、自分の頭で考えて行動できる、本当の意味での賢さ=【地頭】を育てることができます。また、人の気持ちがわかり、他者に共感できる人になることもできます。

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読み聞かせの効果をより良くするコツ

几帳面に文章を読み聞かせるよりも、お子さんのイメージ力アップさせ、本から派生する知識が増える方法として【対話型読み聞かせ(ダイアロジック・リーディング)】がおすすめです。

対話型読み聞かせとは?

【これは何?】【これは何だと思う?】とたくさん質問をしながら読み進める読み聞かせ方法です。できるだけお子さんに自由に発送させるように、本の読み聞かせ中に制約のない会話をすることが大切です。親が一方的に会話を押し付けないように、お子さんの興味にそって会話を進めます。

時には、じっくりと絵本を読むことに集中することも、絵本の良さを味わうために大切です。臨機応変に、読み聞かせの仕方をタイミング良く変えていくといいです。

もしお子さんから質問があった時、【あなたはどう思う?】と聞き返し答えてもらいます。お子さんが間違っていることを言っても、いったん【なるほどね、そう言う風に考えるのね】と納得してあげた上で、正しいことを教えてあげるといいです。また、親も一緒に学ぶモードになり、知っていることでも【では、それについて一緒に調べよう】と調べる方法を教えることで自分で調べて学ぶ方法を身につけることができます。

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0歳

0歳前期の発達

  • 周囲の人や物を見つめる
  • 動くおもちゃを追視する
  • 首がすわる
  • 声を出して笑う
  • 手足の動きが活発になる
  • 寝返りをする
  • 【あー】【うー】などの喃語が出始める
  • 身近な人の顔が理解できる
  • あやすと喜ぶ

0歳後期の発達

  • 全身の動きが活発になる
  • お座りができるようになる
  • ハイハイ ができるようになる
  • 喃語がたくさん出る
  • 身振りなどで意思表示をする
  • 人見知りが始まる
  • 言葉の意味がわかり始める
  • 動作や言葉をまねっこする
  • つかまり立ちをする

0歳児のおすすめ絵本

  • 擬音語や擬態語、リズムのある絵本
  • 絵は輪郭がはっきりしていて小さい描きこみがなく、動物や人であれば正面を向いている絵本

読み聞かせる時には視力がまだ十分に育っていないので、できるだけ近くで赤ちゃんの目線に合わせて、優しくて柔らかい声でゆっくりと丁寧に読むことが大切です。

いない いない ばあ

ねこ、くま、ねずみ、きつね…さまざまな動物たちが次々に登場して、いない いない ばあ をしていく絵本です。

しましまぐるぐる

赤ちゃんが見やすいとされている 赤、黒、白などのコントラストの強い絵本です。まだ視力の良くない生後6ヶ月の赤ちゃんでもしっかり注目してくれます。しましま、ぐるぐるがたくさんでてきます。

あかあかくろくろ

しましまぐるぐると同じ小さい赤ちゃんでも見やすいシリーズの絵本です。SORAちゃんも生後7ヶ月の時から読んでいて今でも大好きな絵本です。

がたん ごとん がたん ごとん

赤ちゃんにお馴染みのものや動物が汽車に乗り込みます。乗り物が好きなお子様におすすめの絵本です。

もこもこもこ

不思議な形と不思議な言葉が合わさってぶり広げられる世界。言葉の世界の入り口にいる子どもたちもページをめくるごとに目を離せなくなる1冊です。

大人にとってはどこか不思議な絵本。赤ちゃんにとっては惹きつけられる絵本。文字は少なめで擬音が主です。もこもことなにかが現れる…?

てん てん てん

【てんてんてん てんとうむし】などの楽しい擬音語が入った文章とともに、くっきりとした線で描かれた虫たちが登場します。虫の色と輪郭がはっきりしていて見やすく、擬音語がお子さんの興味を惹きつけます。

はっきりとわかりやすいイラストと繰り返しの優しくお子さんに語りかける言葉で、身近な虫たちが登場する絵本です。

だるまさんシリーズ

手も足もある赤くて可愛いだるまさんが、転んだりわ伸びたりわ縮んだり、お友達とあそんだりユーモラスな動作が笑いを誘い赤ちゃんに人気の絵本です。だるまさんが見せてくれる動作に、みているお子さんも思わず動き出してしまいます。

赤ちゃんに大人気のだるまさんシリーズです。【だるまさん○○○〜】と同じ言い回しが何度もあり、赤ちゃんの認識しやすいカラーの赤くて丸いだるまさんに釘付け間違いなしの絵本です。我が家ではSORAに0歳の時から読んでいて1歳10ヶ月の今でも大好きな絵本のようです。

くつくつあるけ

小さな靴がひとりでに歩いたり、走ったり、転んだり。靴の動きから、一生懸命歩き始めた子供の姿がうかがえます。

歩くのが楽しくて大好きな赤ちゃんの気持ちに寄り添う絵本です。リズムのあるフレーズが楽しい絵本です。

あっぷっぷ

だるまさん、おさるさん、ぶたさん、お母さん、出てくるキャラクターと【にらめっこしましょ あっぷっぷ】繰り返し言葉や動きが楽しい絵本です。

「にらめっこしましょ あっぷっぷ!!」ママも赤ちゃんも思わずぷははは。大きな判型でとっても迫力があります。シンプルで洗練された構成と絵で個々に楽しめる売れっ子コンビの赤ちゃん絵本です。

たまごをこん こん こん

こんこん、ぱかっ。たまごから生まれた赤ちゃんがお母さんのところへ向かいます。小さいお子さんも楽しめる、しかけ絵本です。

まん丸のたまごからでてくるのはだれかな?と赤ちゃんでも楽しめる絵本です。ちょっとしたしかけもあり可愛い動物さんのしかけえほんです。

ぱん ぱん ぱんつ

動物たちが、パンツの陰に隠れて登場。しましまのパンツを持っているのは…しまうま!パンツをヒントに誰かを当てます。響きがリズミカルでお子さんも【パンパン】と真似っこして楽しめます。

テレビ番組【徹子の部屋】ゲストの紺野美沙子さんの話を聞いてできた絵本。パンツトレーニングにぴったりと人気の出た絵本です。

コップちゃん

文字が少なめで、想像力が豊かに広がっていくお話が魅力です。絵もシンプルでありながらインパクトがあるので見入ってしまうでしょう。

シンプルなイラストですが赤ちゃんの気を引くのが上手な絵本です。いつも使っているコップにますます愛着が湧きそうですね。

もいもい

赤ちゃんが泣き止む絵本として有名になりました。【赤ちゃんについて20年にわたって研究を続けている[東京大学赤ちゃんラボ]の研究をもとに描かれた絵本】です。カラフルな色彩で目を惹くこと間違いなしです。
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1歳

1歳前期の発達

  • 一人歩きをする
  • 指差しをする
  • 有意語(ママ、パパ、マンマなど)を話せるようになる
  • 身振りをする

1歳後期の発達

  • 本のページをめくるようになる
  • 指先を使うようになる
  • 2語文を話し始める
  • 見立て遊び(おままごとなど)を始める
  • 簡単な質問に答えられる
  • 友達の存在が気になり始める

1歳児におすすめの絵本

1歳児さんは、ことばにとても敏感になってきて、大人の言うことに一所懸命耳を傾けて、わかろうとする意欲に満ち溢れています。視力も発達し目も良か見えるようになっているので、絵をよく見るようになってきます。絵をよくみる分、ことばの理解が進み、絵と文からの情報を総合して受け止めるようになります。

  • 生活やあそびの身近なものが描かれている
  • 生活やあそびの中によく使う言葉がリズミカルに書かれている
  • 絵も文も少し複雑になっていて、探したり、理解する喜びをもたらす
  • あそびにつながる絵本

みずちゃぽん

「ぴちゃ」と落ちる水滴がページをめくると、「ざあー!」「ざざざあー!」「たぷんたぷん」と次々に変化していきます。

にゃ?かお!

目がくりくり動いたり、髭がうごいたり、可愛いねこちゃんのお顔表情が次々に変化するしかけえほんです。

きんぎょがにげた

赤い金魚が金魚鉢から逃げ出して、その金魚とよく似た色と形のものの中に隠れてしまうという展開の絵本です。1歳後半では絵を見る力が少しずつ育ってきていて、ページをめくるごとに絵が複雑になっていくので2歳さんになっても楽しめる絵本です。

おててが でたよ

小さい子どもが一所懸命に洋服を着ているお話です。【おてては どこかな?】【あたまは どこかな?】と問いかけながら、お子さんとコミュニケーションをとることができます。1歳をすぎると【ここ】と自分の体を指差してくれます。絵本を見ながら実体験を交えていくことで、言葉の理解が進みます。

おやさいとんとん

身近な野菜がリズミカルにたくさん登場します。野菜を切る場面では、おままごとのナイフを持ってきて絵本の中の野菜を切る真似っこをして遊んでいます。最後にはカレーライスの出来上がり。とても楽しい絵本です。

いろいろバス

乗り物の好きな男の子、食べ物が好きな女の子どちらも楽しめる絵本です。いろんな色のバスから降りてくるのは美味しそうな食べ物たち。

しろくまちゃんのほっとけーき

ホットケーキを作るしろくまちゃん、フライパンの上で変化するホットケーキのページがSORAのお気に入りです。たくさんの擬音語で子供たちを楽しませてくれます♡

はらぺこあおむし

【はらぺこあおむし】の絵本にリンクした歌があるのですが、SORAが読みたいと絵本を持ってくるときに歌もと言い、YouTubeに上がっている【はらぺこあおむし】の歌を流しながら、絵本のページを合わせてめくり歌っています。赤ちゃんには手に持ちやすく厚紙でできているボードブックがおすすめです。

うずらちゃんの かくれんぼ

うずらちゃんとひよこちゃんが【じゃんけんぽん】をしてかくれんぼをする絵本です。絵本を読んだあとに、文中にでてきた【もういいかい】【まーだだよ】【もういいよ】【みーつけた】の言葉を使ってかくれんぼして楽しむこともできます。

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2歳

2歳前期の発達

  • 全身運動が活発になる(跳ぶ、跳ねる、片足立ちなど)
  • 遠くのものと近くのものの区別がつく
  • 【これはなに?】と質問する
  • 3語文・多語文を話す
  • 自己主張をする

2歳後期の発達

  • 指先の動きが活発になる
  • 集中するようになる
  • ごっこ遊びをする
  • 絵本の内容を理解する

2歳児におすすめの絵本

ことばのもつ意味を理解しはじめた2歳児さんは、ことばを実際のことから切り離し、イメージを操作する道具として使用しはじめます。実際にそこにないものを、そこにあるかのように思い描く表象の世界が出現し、創造力がより育ちます。絵本では、描かれている絵からことばをつむぎだすということを始めるのです。

しろくもちゃん

青い空にぽっかり浮かぶしろくもちゃんがいろんなものに変身して子どもたちを楽しませてくれます。またくろくもくんが登場してハラハラドキドキな場面も。イメージの世界を楽しめる絵本です。

だれのじてんしゃ

「だれの じてんしゃ?」と次々に動物たちが疑問を抱きながら、「ぼくの じてんしゃ」と持ち主が乗って見せるお話です。

変わった自転車がいくつも出てきて、誰の自転車だろう?と当てっこしながら楽しめる一冊です。

よしよしなでなで

ななちゃんは、赤ちゃんに興味津々。眠っている赤ちゃんのぷくぷくおててをさわったり、ぷっくりほっぺにぺったんこ。すると、赤ちゃんが目を覚ましてしまい……。初めて弟ができた喜びととまどいをあたたかく描きます。

でんしゃにのって

うららちゃんはおばあちゃんに会いに「ここだ」駅まで一人で電車に乗ります。がたごと、がたごと「ぞうだーぞうだー」。ぞうさんがたくさん乗ってきます。次の駅は・・・。
繰り返しと車内の様子が楽しい、小さな子にも人気の絵本。「ここだ」駅の次に待ってるのは・・・?初めての電車絵本に最適です。

どろだんごつくろ

ざくざくざくざく ざっくりこ ほってほって ざっくりこ。ゆうちゃんたちが土をほっています。どろだんごづくりが始まりました。

あのやまこえてどこいくの

いろんな動物たちが、「あのやまこえて」買い物にいきます。おなじみの動物たちが登場する微笑ましい一冊です。

あやかちゃんのゆうびんきょく

あやかちゃんがつくったダンボールのポストに手紙が入っていました。「きちんと届けなくっちゃね」手紙を全部カバンに入れて配達に出発しました。さて、受取人はいったいどんな相手でしょうか
夢と想像が広がる楽しい絵本です。

まわるまわる

ぐるぐる回るもの、なんだ? くるくる回るもの、なーんだ?がちゃがちゃ回るものは?身近な回るものがたくさん登場します。楽しくてゆかいな世界観に入り込むことができます。目が回らなければいいけれど 

わたしのワンピース

楽しいお散歩から生まれたファンタジーの世界を楽しめる2歳さんにぴったりの絵本です。「次はどんな模様になるかな?」というワクワク感は、女の子だけでなく、男の子の心も惹きつけます。

かにこちゃん

赤をテーマにした絵本で、赤いカニを主人公に、朝日がのぼり夕日が沈むまでの海辺の一日をダイナミックに表現しています。
リズミカルで想像力をかきたてる豊かな文章にあわせて、絵本のなかをあちこちと動き回る、かわいいかにこちゃん。かにこちゃんに打ち寄せる波しぶきや、燃えるような赤い夕日など、魅力あふれる絵でかにこちゃんの一日を描きます。

ねずみくんのチョッキ

とても有名な絵本なので読んだことがある方が多いのではないでしょうか?SORAママもこの絵本が小さい頃から大好きでした。おかあさんがあんでくれた、かわいいチョッキ。ちょっときせてよと動物のなかまたちの物語です。ほっこりと癒されるストーリーです♡
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絵本好きになるための我が家での取り組み

絵本はSORAの手の届く場所に置き、手に取りやすくしています。押入れの上段には絵本立てを取り付け、下段にはブックコーナーを作りました。

カラーボックスを横にして棚に見立てているだけですがSORAのお気に入りのスペースです♡

DIYの様子をYouTubeチャンネル SORAちゃんねる にアップロードしているのでぜひ合わせてご覧ください☺️

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この他に同じリビングにダンボール本棚に図書館で借りてきた絵本を収納しています。

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寝る前の時間と週末の日中は、絵本を本人が満足するまで読んでいます。2箇所の図書館から借りてきている40冊の絵本は返却までに最低2回ずつは読んでいます。反応がよく気に入った絵本は1ヶ月後くらいにまた借りてきています。

多くの絵本に触れ合っていろいろ学んで欲しいのでなるべくたくさんの絵本を読むようにしています。

多読をやっている方には敵いませんが、フルタイム共働きでも年間1000冊以上は越えることができます。

絵本をどのように読んでいけばいいか迷っている方へこの記事が参考になると嬉しいです。

SORAママ

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